シティバイクで行く北摂ライド

久しぶりの激坂 和泉葛城山(中尾ルート・蕎原ルート)

GWも中頃に差し掛かる時
ふと走りたくなった和泉葛城山
どうせ走るなら激坂を走ろう
そんなアホォな思いに駆られて
家を飛び出しました。

知らない人の為にどんな山か簡単に説明すると
和泉葛城山は葛城山脈の中の和歌山と大阪を隔て
大阪側は岸和田市から泉佐野市
和歌山側は紀の川市に面しています。

大阪側は犬鳴・蕎原・塔原・牛滝
和歌山側は神通・粉河・中尾の7つのルートから
山頂を目指す事ができその7つのルートを1日で登る事を
七葛と呼びます。
各ルートで難易度は変わるのですが
今回は最高難易度の2本を走りたいと思います。
各ルートの情報は↓

[和泉葛城山 中尾ルート]


まずは1葛目中尾ルート
関西でも屈指の難易度のヒルクライムコース
激坂区間に心を折られない様にがんばります


看板が示す通りの先が中尾ルート
今からあの先の山に登るんだよー
遠いように見えて後で近く感じる不思議な感じ
これが自転車乗りのヒルクライムの醍醐味ではないでしょうか?


コースの序盤は民家の間を走るので楽ですが
民家が無くなってくるといよいよ激坂のお待ちかね
アスファルトからコンクリートに変わると地獄の始まりです。
涙の数だけ強くなれるのはアスファルトに咲く花だけ
コンクリートでは関係ないのでとにかく汗と荒い息だけ吐いて
登っていきます。


歓迎 ようこそ 天空の村へ
ヒルクライムコースは数あれど歓迎してくれるなんて
ありがたいです。まぁここまで来るのにかなりしんどいですが........。


ここからは夕日が良い感じなのですが朝なので
風と景色を感じながらペダルを踏みしめます。
いや村の中が第二の激坂ゾーンなので景色見る
余裕なんてないんですよ。


また来てネ 天空の村
歓迎されて、また来てネと送り出してもらえる
甘い言葉に騙され激坂を越えて登ってきてしまう
単純で浅はかな私は和泉葛城山に魅せられているんですw


なんとか今日も登りきる事ができました。
この真ん中にある掲示板は
岸和田ツーリングクラブ
のもので定年されてから和泉葛城山を年間300日ほど
登るようになったおじい様が管理されています。ヌシって勝手に呼んでいます
ゴール直前で久しぶりにお見掛けして写真撮られちゃいましたw

[和泉葛城山 蕎原ルート]

二葛目 蕎原ルート
中尾ルートだけでお腹いっぱいだったはずなのに
何故か大阪側へ降っている私。
しかも中尾ルートに負けないぐらいの激坂である蕎原へ
私はアホなのか?いや和歌山側だけ走ると大阪側がヤキモチを
妬くから公平を期して登るんだ。
どうやらこの時の私には何か和泉葛城山の擬人化でも見えていたようだ......。


そんな妄想に浸りながらも激坂を降っていく中で
すぐにそんな感情はフッ飛んでいき
安全第一で手を休ませる為に休憩しながら
激坂を降って行きます。


今しがた降った激坂をすぐに登り始める
そんな狂気に身を委ねる楽しさはヒルクライムの醍醐味
もはや私の頭のネジは飛んでいきました。
激坂上等!ウォリャー!


そんな気合もすぐに無くなって
蕎原ルートの特徴である激坂ストレートに心を折られかけます。
道も綺麗になったとはいえ握りコブシぐらいの石はそこかしこに
落ちているので足元にも注意しながら登らないといけないので
精神的にも肉体的にも本当に削られるルートです。


唯一良い点は川と高く生えている木のおかげで
夏場でもかなり涼しい事。
激坂に心折られたならすぐに川に飛び込んで
癒されてください。
かなり冷たいですよ

最後の難関 犬鳴ルートとの合流前のつづら折れ
ここでは過去何回も前輪が浮いてひっくり返りそうに
なったのでしっかり重心を意識して登ります。


粉河ハイランドパークを抜けて平坦な道の先に
最後の葛城山山頂1キロの看板があります
ここのコンクリート坂がなんともいやらしい斜度の坂で
最後の最後で足を削りにきます。


なんとか登りきる事ができて今回の2葛ヒルクライムは
無事に終了です。


[終わりに]

久しぶりの激坂ヒルクライム
タイムはともかく登りきる事ができて本当に良かったです。
そろそろThe PEAKSの練習していかないと思っていた所で
自分の現状を知るには丁度良かったコースだと感じました。

The PEAKSに向けてGW明けから少しづつ完走に向けての
トレーニングを積んでいきます動き出しが遅い?笑
課題としてはやはり
・体重が重い(現状70~68ぐらい)
・激坂耐性を付ける
・長時間のヒルクライムに耐える体力づくり
9月までにこの課題をクリアしてなんとか
完走できるようにしますw
とりあえず和泉葛城山と高野山に通うぞー!

それでは皆様
Slyu☆


コメント