シティバイクで行く北摂ライド

大イチョウと世界遺産そして久しぶりの鍋谷峠をまわる自由気ままなソロライド





久しぶりに1人で走ると決めた前日
「どこに行こうか」
いざ走れるとなると本当にどこに行こうか悩む
近場を走るか
少し遠出してみるか
特に行きたいところもなかったので今回は近場で
それなりに季節感を味わって走る事にしました。


丹生酒殿神社の大イチョウ

朝8時過ぎに家を出て国道24号線を東に進みます。
寒いと思ってそれなりに厚着してきたのですが
早くも暑い......。
もしや今日は結構暖かい日なのか.......。



紀ノ川サイクリングロードは快晴
川上に向かってのんびり進みます。



国道480号線を越えたところで紀ノ川を渡り
県道13号線へ
大きなイチョウの木が右手に見えれば
細い道を通って目的地です



画面に入りきらないほどの大きさを誇るイチョウの木
駐車場が2.3台しか入る事ができないので
自転車で行けば簡単に参る事ができます。


夜にはライトアップもされています


さすがに神社の中なので手入れはしっかりされているので
落ち葉は少なめでした


ゆっくりと堪能します。
ってか珈琲飲みながら見たかった
満足したので次の目的地へ向かいます。


[登れる上にトークも切れる更にこの美形 天が三物を与えた山神]

丹生酒殿神社を後にしてすぐ横の道である
県道109号線  志賀三谷線 通称笠松峠を
登ります。


笠松峠のデータは正式にはないんですが
距離5キロぐらい
平均斜度7%~10%ぐらい
最大斜度15%ぐらい

ぐらいばっかりで申し訳ないのですが
みかん畑の道を通る結構キツイ峠です。


登り始めて1キロぐらいの所で
上から先ほどのイチョウの木が見えます。
夜にはライトアップされているので
その存在感はさらに増す事でしょう



道はそれなりに綺麗ですが車通りは少ないので
落ち葉が結構あるので気を付けて進みます。
ほんと序盤の序盤で疲れたから帰ろうかと
思いましたよ.......。


無事に頂上まで到達
最近の大雨で木の看板が撤去されている事が多い中
笠松峠の看板は無事でした。





降っているとなんとも和歌山らしい景色が。
この広がった田んぼの景色が地味に好きなんです。
暫く道沿いに走ると左手に見えるのが


丹生都比売神社
全国にある丹生都比売神を祀る総本社
世界遺産にも登録されている歴史深い神社
そこにWAKAYAMA800モビルスタンプラリーと
弱虫ペダルとのタイアップで
専用のアプリをダウンロードすると指定された場所で
キャラクターと写真を撮る事が出来ます。
この神社では作中でも1.2を争う人気キャラ
山神 東堂尽八と写真を撮る事ができます。
(以前は高野山でした。)


コラボスタンプラリーも別で用意されており
全てのスタンプを取得すると景品が当たるかも
しれないので是非とも参加してみてください。


しかしこのアプリでも撮影が
まぁ難しくて何回も撮影したのですが
どうも上手くいかないんです


本堂の脇にはバラが綺麗にかざられていました。


誰かが置いたであろうも紅葉が良い雰囲気でした。


今回は修復工事をしていましたが
この大きな橋も魅力の1つです。


「俺は感謝せずにはおれんよ 
 この最高のシチュエーションを用意してくれた
 山の神に!!」

[数年ぶりに帰ってきたよ 鍋谷峠]

参拝とスタンプラリーの取得が無事に終わったので
次の目的地をどうするか。
1つはこのまま帰る
もう1つは山を越えてカレーを食べに行く
悩んだ結果は久しぶりに鍋谷峠とドムジンカレーを
堪能したい!
ってなったので意気揚々と国道480号線(旧道)へ向かいます。


トイレ休憩に立ち寄った道の駅くしがきの里
最近リニューアルしたのでとても綺麗になっています。
鍋谷峠(和歌山側)へ行くには最後の休憩スポットです。
あとここにもWAKAYAMA800モバイルスタンプラリー
があります。



旧480号線を進むと橋の下ぐらいで「通行止め]
の看板があります。
関西ヒルクライムTTの鍋谷峠(和歌山側)のスタート地点は
ここからになります。
今回は迂回路を通って行くのでここを右に曲がって
突き当りまで進みます。


なんじゃこりゃー!
突き当りを左に行くと迂回路になるんですが
想像以上でアドベンチャーな道でした。


しかも15%強のアップダウン(アップ多め)に
路面の悪さがガンガン攻めてくる
久しぶりに酷道を走って妙にテンションあがりましたわw


なんとか酷道を乗り切ると大量の干し柿が
吊るされていました。
どうやら干し柿を生産所に繋がってたみたいです
ほんのり甘い匂いが胃袋を刺激して
直売とかやっていないか探しましたが
どうやら無いみたいで残念でした。


迂回路の想像以上のアドベンチャーに足と精神が
持っていかれましたがなんとか正規ルートまで
戻ってきました。
それなりに登りましたが下りも多かったので
ほぼスタート地点近くからのスタートです
しかしなんとも懐かしい
数年ぶりに来た道は依然と変わらずでなんとも
言い難い気持ちにさせてくれます


落ち葉や落石は多少あったものの走れる道が健在な
事に一安心。
そういえば数年前に正月にこの峠に来たときは
イノシシの子供と出くわしてかなり焦った事も
思い出しましたw


鍋谷峠の看板
これが見えるとゴールはすぐそこです。
ちなみに鍋谷峠(和歌山側)のデータですが
距離 6キロぐらい
獲得標高 400mぐらい
平均斜度 6~7%ぐらい
最大斜度 10%ぐらい


鍋谷峠のゴール地点
和歌山と大阪の県境でなんか一番ゴールっぽい
感じがあるので好きなポイントです。


大阪側へ下るとこちらも落ち葉が多少ありましたが
道はビックリするぐらい綺麗になっていました。
さすが修復に何年もかけていただけあります。

さすがに補給食のみだったのでお腹ぺこぺこ
大好きなカレー屋さんへ最短距離で向かいます

[一番好きなスパイスカレー ドムジン スパイスカフェ]

鍋谷峠から府道61号線へ進み途中で府道215号線へ
暫く進んで左へ曲がるとお店はあります。


過去にこちらのお店について書いた

仕入れや仕込みによりますが週変わりの頻度で
カレーのメニューは変わります
私は毎回トリプルプレートを選びます。
今回のあいがけは
ガーリックシュリンプと海鮮ロールキャベツを
チョイス


まずは野菜のターメリックスープ
このスープも美味しくて飲んだらホッと落ち着きます。


そしてメインのスパイスカレー
数十種のスパイスが1口食べるごとに
私を元気にしてくれる最高の一皿です。



プレートに乗っている副菜たちも
単品で食べても美味しいしカレーと一緒に食べても
最高です


食後にドリンクもついています。
今はお昼にしか営業されていないので
行かれる際は時間を確認して訪れますように。

お腹と心を満たしてもらいました。
さて帰りはどうやって帰ろうか.......。
選択肢としては
1.鍋谷峠を越える
2.和泉葛城山を越える
3.雄ノ山峠を越える
全ルート山越えるしかないやんwww

とりあえず泉州方面に向かって進む事にして
お店を後にしました。

[和泉葛城山 塔原ルートで〆る]

走り始めてそういえばと思い出したのが
去年のこの時期にKeiOSさんと岸和田の牛滝にある大威徳寺に
紅葉を見たことを思いだし帰りに寄っていこうと
牛滝方面に舵を取って走りました。
しかし近くまできて時計を見ると15:50
ヤバい.....。このままだと日が暮れてしまう。
今回は仕方なく諦めて、しかし牛滝の近くまで来てしまったので
和泉葛城山の塔原ルートを通って帰る事にしました。


塔原ルートへ行く途中にふと左を見ると
なにやら可愛い看板が。
どうやらパンダのご飯である笹を育てているみたいです。
そういえば最近この看板をSNSで見かけるとは思って
いましたがこんな所にあったとは。
パンダのごはんって事はアドベンチャーワールドに
運ばれるのかな?



和泉葛城山 塔原ルートのスタート地点のバス停です。
獲得標高:595m
距離:6.9km
平均斜度:8.6%
最大斜度:15%弱


スタートして暫くすると林道区間へ突入し
10%弱の坂が休みなく続きます。
夏は太陽を遮る木々も冬となると寒いので
本当に辛かった



8割ほど進むと牛滝ルートとの合流地点へ
落石があったそうで今は通行止めになっており
令和4年頃に復旧の予定なので暫くは七葛チャレンジも
できませんねw


葛城山の看板が見えるとゴールはすぐそこ
この時点で少し日が暮れてきたので
かなり焦っています。


なんとか無事に登頂
正直もう足が疲れていたのでかなりキツかった....。


写真ではわかりづらいですが
結構暗かったんです。
和泉葛城山に街灯はないので焦りながらも
安全に急いで降ります。













無事に降った所で完全に日が落ちました。
あと10分遅ければ真っ暗闇の中で動物が横切る不安と
先が見えない不安と戦いながらの下山になる所でした。
これにて今回のライド無事に終わりです。

終わりに

本当に久しぶりにソロライドでこんだけ走ったな~
って感じです。
ブルべに出た年やスタンプラリーを集めていた時なんかは
100キロや200キロをソロで走るなんて当たり前だったに
いつの間にかそんな事も少なくなってしまって
鍋谷峠を走った事もありますがなんか昔を思い出したような気がした
そんなライドでした。

ソロで走る楽しさ
グループで走る楽しさ
楽しさに違いはあれど同じ自転車での楽しみなので
事故やけがに注意しながらこれからも存分に楽しんで行きたいです。

それでは皆様
Slyu☆





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