初日帰り遠征 絶景と快晴に恵まれたエクストリーム乗鞍






5月ももうすぐ終わりに差し掛かる頃
KeiOS氏と以前から練っていた計画を実行する事にした。
日帰りで乗鞍へ行く計画
そう!エクストリーム乗鞍アタックである。

数年前から日帰り乗鞍には憧れがあったものの
日帰りで行くとなると往復の移動時間にお天気ガチャ
それに遠征となるとやはり一泊したくなる気持ちもあって
計画を実行に移すのに足踏みしていました。
しかしここ2年は渋峠へ訪れた際は群馬県の草津温泉まで行ったので
大阪から草津温泉までの移動時間で片道7時間を経験すると
乗鞍への移動時間の4時間半がかわいく思ってきて
5月末の雪がまだ残っているタイミングで行くことになりました。

私の自家用車には私を含めて2人しか乗れない事もあり
KeiOS氏にお付き合い頂いて楽しんできました。

[予想外の予想外]

日が出だした早朝4時にKeiOSさんと合流
今回は訳あってロードバイクではなく
クロスバイクでの参戦。
何年ぶりに見ただろう。懐かしさを感じながら
出発です。


今回の日帰り乗鞍での大きな誤算は移動時間でした。
その原因は今回移動手段として使った日産リーフ
高速道路での想像以上の電費の悪さで到着予想時刻より
2時間半も遅くなってしまいこれが第一の予想外の出来事でした。
車の充電中はご当地珈琲やグルメをつまみながら
焦る気持ちを静めました。


そんなこんなで何とか乗鞍スカイラインの入口の
平湯峠ゲート前まで到着
タイミング良く駐車場も空いたので素早く準備を
終わらせてスタートします。


3年ぶりの乗鞍スカイライン
予想外の最高の晴れ模様に期待感を膨らませて
いざ出発です。
(この前日やら前々日は濃霧と強風で通行止めでした)


走り始めは少し斜度が強めの区間で景色も良くはありません。
しかしこの時点で標高は1700mほどあるので
目線の端々で雪が残っているのが確認できるので
登れば登る程楽しみや期待感が増して
おかしな笑みがこぼれました。


遠くに見える雪化粧の山脈たち
これほど開けて見えるのも他にはないでしょう。
クロスバイクと膝痛でヘトヘトだったKeiOSさんも
景色が良くなるにつれてだんだんと元気を取り戻して
きました。

[絶景!乗鞍スカイライン]


渋峠とは違った楽しみのある乗鞍スカイライン
大きな違いはやはりマイカー通行禁止による
登りやすさですね。
前回の渋峠ではバイクや車が多くて怖かったですが
ここではバスかタクシーしか通れないので
安心して登る事ができます。


ここからは絶景につぐ絶景でその都度
足を止めて景色を楽しみます。


雪もどっさり残っています。


さすがに雷鳥に出会う奇跡は起きませんでしたが
この快晴。
後で聞いた話しですがこの日は本年度の開通してから
1.2を争うぐらいの晴れだったとか。


限界森林地まで来ると視界がさらに開けるので
空をかなり近くに感じる事ができます。
本当に来て良かった。


ゴール近くの定番撮影スポットのヘアピンカーブ



ここに来るのも3回目だけど天気次第で
顔色が変わるので毎年来ても飽きない景色です。



溶けてはいますが雪壁も楽しめます。

[長野側へ行ってみyo]

長野側へ行ってみるとはいってもまだ5月では
冬季通行止めでゲートは閉まっているので
県境でもあるゲート近くまで行きます。


ストレートにドーンッ!
の道を越えると右手にスキーができる傾斜面と
左手に長野エコーライン側との合流ポイントになります。



せっかくなので長野側へと足を運んでみます。
まだ閉鎖されていますが県境までは行くことができます。
雪壁に挟まれた道を楽しんでいるとすぐに着きました。


思ったよりも殺風景でしたw
そういえば渋峠付近の毛無峠?もこんな風なのかな?


鶴ヶ池をこっちから見るとこれまた乙なもんです。


雪壁で記念撮影
そういえば前回来た時も雪壁に携帯を埋め込んで
記念撮影したな~(私の携帯を埋め込んだのは373さん)
また373さんに携帯を雪壁に埋め込んでもらいたいな~

[乗鞍岳畳平]

長野側もしっかり堪能してから乗鞍岳畳平へ向かいます。
最後のストレートでまさかのKeiOSさんがスプリント勝負を
しかけてきましたが
予想していた私はキッチリと抑えてやりましたよ!笑
しかしクロスバイクでかつ膝痛と言っていたのに
スプリント勝負仕掛けてくるとはとんだ詐欺師がいたもんだw


ようこそ!乗鞍岳へ!


乗鞍岳畳平の写真スポットでも
おもち上げしてきました。
天気が良いので持ち上げ甲斐もあるってもんです。


私は日本で一番高い所で自転車を持ち上げている人です!


今更ですが
この乗鞍岳畳平は 標高2700m
マイカーは通行禁止ですが(バスとタクシーのみ可)
自転車で行ける日本で最も高い所です
岐阜からのスカイライン、長野からのエコーラインの
2つの道から来れますが冬季は通行止めで
通行止めが解除されたからと言って
強風や濃霧に大雨、路面凍結など様々な理由で通行禁止となり
運を味方につけないと登る事すらできない場所なのです。
つまり何が言いたいかと言うと
この日の快晴は晴れ男の運の良さによる奇跡なのですw


バスターミナルの施設内ではレストランや売店もあるので
こちらで休憩します。
いつもいく正面の売店には行かず今回はバス停の前の売店へ向かいました。


これが揚げたてポテトチップス
前に来た友人たちが食べているのを見て
絶対に食べようと思っていた一品です。
ポテトの厚さの違いによる食感と塩味が
シンプルなれど雰囲気も合わせてとても美味しかったです。


この日の乗鞍岳の天候掲示板
施設の人曰くこの日は最高の天気で来て正解
と笑顔で教えてくれました。


乗鞍だけの乗鞍ガチャ
何が当たるか楽しみにしていたのですが........。


ちっさ!かなり小さい缶バッジが1個入っていただけでした。
後で知る事になるのですが下山した後にもこのガチャポン
を見つけて「乗鞍だけ」の乗鞍の範囲を見誤っていた事に
さらに落胆するハメになるのでした.......。


[お家に帰るまでがエクストリーム乗鞍アタック]

お昼ご飯は下山してからの話しにまとまったので
下山する事します。
下山前に乗鞍本宮で御守りを返還して
新しく授与して頂きました。


帰りの景色も最高です。
空・北アルプス・雪・道
全てが「また来いよ」って声をかけてくれている
ようで気持ち良く降れました。


楽しい時間もすぐ終わってしまいました。
下山してから少し移動して平湯温泉の方へ移動します。



元々は秘湯に属する温泉地だったそうで
案房トンネルの開通で長野側からのアクセスが良くなり
また乗鞍岳へのマイカー規制もあって
シャトルバスに乗る為にここに訪れる人が増えたそうで
一気に観光客が増えら温泉街なんだとか。
たしかに露天風呂のみの温泉があったり
スーパー銭湯感をだしながらもガチ温泉でしかも
お値段も安くなんて温泉好きには最高の場所です。


温泉で汗を流し疲れを癒した所でふと総合案内所から
温泉むすめのパネルが見えたのでこちらにも足を運んでみました。
「平湯みつば」ちゃん
自称:温泉むすめ唯一の常識人で脊髄反射で突っ込むスピードスター
見た目からは想像もつかないキャラのむすめでした!笑


全国各地にいる温泉むすめのグッズがありました。
最近見る機会の増えた温泉むすめ
あなたの心に響く温泉むすめと出会えるといいですね。


平湯温泉を後にして帰路につきます。
帰りのSAでご当地グルメを購入
甘い珈琲が苦手な僕でもご当地珈琲だけは飲みます
つまみ?に明方フランクも購入
皮がしっかりして食べ応えのあるソース無しでも
ご飯欲しくなるタイプのフランクフルトでした


最後の枚方SAでザ・SAのラーメンを食べて
今回の遠征は終了しました。

[終わりに]

エクストリーム乗鞍アタック
課題を残しつつも無事に大勝利をおさめました。
雪が残って、景色も良くて、何より天気が良いから寒くない
最高の乗鞍をありがとう!

今回で3回目となった岐阜スカイライン
次に乗鞍へ来る事があれば是非長野エコーラインから
登ってみたいです。
なんならスカイライン登った後にエコーラインへ降って登り返す
スペシャル乗鞍ヒルクライムをやってみたいですw

お付き合い頂きたKeiOSさんには本当に感謝
喜びを分かち合える魂友との遠征は最高です。
またエクストリーム〇〇するかもしてませんが
その時はまたお付き合い頂けば嬉しいです。


それでは皆様
Slyu☆




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