シティバイクで行く北摂ライド

これが私たちの夏休み~霧ヶ峰ビーナスラインを行く~前編


暑い......。
やっと梅雨が明けたと思ったらこの暑さである。
そんな時はどうするか。
アスファルトに蒸し焼きにされる?
クーラーの効いた部屋でダラダラする?
いや違う!!
サイクリストなら避暑地に行くべし!
つまり山であり高原であり絶景なのだ!
そんなわけで行先を長野方面に設定。
しかし前日まで天気予報は悪い事ばかり出ており、
行先を西にするか、それか中止にするか.....。
そんなこんなで話しあった結果
強行突破あるのみとあいなりました出たとこ勝負じゃーい!

そんな突撃旅に参加するのは魂友はこちらの4名

おもちっこ(最近体重が気になっているカロリーオーバーなトリ)
Shinさん(旅する上で一番頼もしい兄貴、名探偵コナンなパンダ)
KeiOSさん(道中ではDJも担当するおもちっこの公認愛人1号)
kaboさん(ゾンビランドサガにハマっていないと言い張るゾンビィな晴男)

さてさて今回はどうなるのか楽しみです。

いざ!避暑地ビーナスラインへ!


日付が変わる時間
皆が寝静まった頃に密かに集合です。












いつものハイエースに自転車を積み込み 
いざ出発!
長野まではかなり遠い道のりですが
夜だと高速道路も空いていますし
運転を変わりながらだと案外楽に行けるものです。


途中のSAエリアで購入した しるこサンド
こういったご当地物を買って食べるのも
旅の楽しみの1つです。


長野県諏訪市に到着しました。
パンダ「ここから霧ヶ峰ビーナスラインまで車で登るよ」
トリ「天候は良さげかな?」
果たして天候は...........。

最高の道 霧ヶ峰ビーナスライン

長野県茅野市から上田市までの美ヶ原高原の道
76キロメートルの観光道路で四季折々の自然を楽しめる
サイクリストの心のふるさとの1つである

車から降りて外を見ると晴れてるヨッシャ!


すでに標高は1700mm
いつも走っている和泉葛城山よりもさらに標高が
高いので日差しは強いが体感温度は最高に気持ちいい
国道40号線を車山高原方面に向かって走り出します。


走り出してすぐにこの景色
私たちは空に向かって走っている!


少し残っている雲が良い感じに夏空を
演出してくれています。


各々カメラを高原に向けている姿は
ワールドトリガーのスナイパー部隊を思わせますw


朝早い時間に走り出しているので
車もバイクもまだ少ないので
とても走りやすいです。


車山高原山頂の絶景

















最高の景色を最高の気分で走り抜けて


カラフルな気球なんかもあって
なんか映えですな~w


スキーやスノボーをしたことが無かったので
リフトは冬にしか動かないものだと認識していたのですが
春夏秋冬の景気を味わえるようにリフトはずっと
稼働しているみたいです。


フォトスポットを発見!
年甲斐もなくハシャギにハシャイでる私は
写真をお願いして撮ってもらいました。

「ベストオブassos」
個人的に本旅で一番気に入った一枚でした。
わがままに付き合って頂き
かつ
最高の1枚をありがとうございます。


自転車をサイクルラックにかけて
山頂へ向かうリフトに乗り込みます
途中でリフトを乗り換えないと山頂へは
行けないので2回乗ります。


山頂駅にまたフォトスポットがW
先ほどと違いシュールな感じですが
これはこれで思い出になるので
楽しいです。


近くに幸せの鐘もありました。
最近までなかったそうで本来は
神戸の式場で取付の予定だったのが阪神淡路大震災で
取付される事なく倉庫で眠っているのを
縁があってここに設置したそうです。


白くて丸い建物がある所が車山山頂
もう上を見ているだけで絶景です。


これが大人の夏休み


ヤッホー!!
って言いたかったのを我慢して景色だけをひたすら
「スゲ~」「ヤバい」って小さく言いながら楽しみます。
(途中でさがー!って言いたかったのは
  アニメの影響が大きかったからです)


山頂はどこを見ても景色最高です
当初の雨予報を見事に跳ね返して得た絶景
完全勝利です☆


山頂から降りるとさっきまであった
気球は回収されていました。
とりあえず標高とソフトクリームの美味しさは
比例するそうなので
ブルーベリーとっぴんぐのソフトを頼みます。
ジャムを想像していただけに出てきた時は
ビックリしましたW


おもちっこ aimer vinrouge  
KeiOS    キュアラピエール
ダブルゼリウス 出撃をする
(急にガンダム出撃風)


デポ地まで帰るまでも絶景です。
山の景気は天候で何度でも顔を変えてくれるので
本当に飽きないですね。
ただ駐車場付近は渋滞も出てきてたので
走るなら朝早くが吉ですね。
何はともあれ
「霧ヶ峰で霧だらけ」は回避できて
良かったですw

高ボッチへ寄り道

次に向かうのは高ボッチ高原
こちらも標高1665mの山で
日本一のシャッターポイントがあります。


高ボッチ高原に行く前に少しだけ
諏訪湖を見ていきます。












なにやら競艇の跡地なるものがありましたが
そもそも長野県は公営ギャンブルが無い県なので
これは何か別のレース会場なのだと思います。





さて高ボッチ高原まで車で向かいます。
なに?自転車で登らないのかだって?
このクソ暑い中でヒルクライムなんてしたら
救急車で運ばれてしまうわw


細い細い道をハイエースで登りきり
来ましたよ
途中で何人かサイクリストが登っているのを見ました。
勤勉なサイクリストに敬礼です(`・ω・´)ゞ


ゆるキャン△でりんちゃんがソロキャンしたことでも
有名な高ボッチ高原
最近はマナーの悪い客の多さで締付けが強くなっているとか。


山頂までは5~10分ほど歩いた先にあります。
なぜか高原地帯で石があると積まれているのを
見かけます。
皆それほどまでに罪や業を背負っているのでしょうか.....。


ここが諏訪湖を一望できる眺望スポット
あいにくの雲でしたが
条件が揃うと富士山まで見えるそうです。


高原地帯はどこも空を身近に感じながら
自然を存分に楽しめるので
夏に来るべき場所No.1ですね。

野を越え、山を越え、最高の宿泊地へ

高ボッチ高原を後にしてそろそろ
お腹も空き始めたのでランチタイムにする事に。


パンダ「ランチどこにする?」
トリ「諏訪湖周辺で良さそうなお店は~」
候補に出てきたのは2つ
つけ麺にするかステーキにするか
大討論の末に元Mr.WAKAYAMAのShinさんが
選んだのは.......。


ステーキのお店
お店の看板に書いてあるメニューには
「お値段お得」を強く押し出していて
それなりに繁盛しているお店でした。


私が頼んだのは
牛肉100%ハンバーグ&ステーキのコンビ
正直に言うと二度と行かないと固く誓える味でした。

気を取り直して、ここから嬬恋村を経由して
草津温泉まで向かいます。
草津温泉までは下道、山道を通過しないと
辿り着かないので行くには
時間と気力のいる温泉街です。
ちなみにですが嬬恋村はキャベツの日本一の生産地で
その広大な土地で作られるキャベツは一線を画す程の旨さとか。
また愛妻の聖地でもあり
「妻というもっとも身近な赤の他人を大切にする人が増えると
 世界はもう少し豊かで平和になるかもしれない」
との願いが込められているそうです。
私の場合は公認の愛人もいますので
どちらも全力で愛しています何言ってんだおまえ


こちらが今回のお宿
湯畑まで徒歩4分
湯畑源泉のかけ流しの内風呂
マスコットキャラクターの菊ちゃん

浴衣や下駄も借りれるので
浴衣で湯畑を散歩できます。
夕食は宿の近くにある
とんかつ屋さんへ赴きます







かんぱぁぁぁぁい!
お疲れ様でした。
深夜から出発して、朝早くから走り
溜まった旅疲れと魂友との楽しい時間が
飲み物を美味しくしてくれます。
ちなみに私は下戸なのでただの水ですw


ロースかつ定食
地産の生肉のみを使用したお肉は
脂身がとても美味しく
また周りの衣もきめ細かいタイプでとてもサクサクしていて
最高のとんかつでした。
しかしそれ以上に私が美味しいと感じたのはキャベツでした。
市場に中々出回る事もないキャベツをここで頂けるとは。
触感はレタスのようにシャキシャキして甘味のような旨味がありました。
個人的にはドレッシング無しでも行ける感じ。
私は思わずに追加金を払い、おかわりをお願いしました。
キャベツにこれだけのテンションが上がるとは。
美味いとんかつにキャベツ 今日のランチの分は
これで埋め合わせどころか高く盛ることができました。


温泉で汗を流した後は浴衣に下駄を履いて
湯畑散策
夜は湯気とライトアップでとてもいい雰囲気でした。
(硫黄のにおいはすごかった)


この水が全て温泉とは驚きです。


これにて旅の1日目は終了です。


終わりに

初めは頓挫するかと思った今回の旅
天気予報は良くない方向だったけど
強行突破したおかげで最高の景色を味わう事ができました。
車山高原は何回でも行きたくなる絶景スポットだったので
次からの長野遠征ではまた訪れたいと思います。1人でコッソリもありかも⁈

草津温泉には今まで何回も行きたいと思いながらも
関西からだとアクセスの悪さからなかなか難しい土地でしたが
今回行けたのは本当に良かったです。
あの距離は「旅は道連れ」をしないとかなりしんどいですw
そんな「道連れ」を「共に向かってくれる」魂友の存在は
本当に大きいですね
魂友となら離島でも海外でも行けるような気がしますw

それでは今回は前編なので後編へ続きま~す
よければお付き合いください。

それでは皆様
Slyu☆









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