シティバイクで行く北摂ライド

紀南を存分に楽しむライドオン373と冬にできるドボンライド

今週はどこに行こうか
そんなやりとりをしたとある日
またまたタイミングが悪く共に走る人を失った
おもちっこ こと私。
なんとか373さんは一緒に走れる僥倖に
ライド候補に挙がっていた
岡山県日生への自走カキオコライド
奈良県天川村へのみたらい渓谷からの行者還トンネルライド
今回は上記の予定は辞めて、
以前からやりたいと思っていた和歌山県南部への紀南ライドに
変更する事にしました。
しかし紀南ライドを計画するにあたり日帰りだと車載は当然ながら
集合時間をどうするか.....。南大阪か紀北あたりまで輪行で来てもらうと
そこから車で向かうのでスタートが遅くなる
今回は見送るか?そう思っていると
373「そっちまで自走しますね、あとルートも引いておきました」
えっ(・・?マジですか...w ルート引いてくれただけでなくオーバーナイトで60キロ自走してくれるんですか.....。ありがとうございます!!
自走系サイクリストである373さんの狂気を久々に見たw
そんなこんなで突発的和歌山紀南ライド勃発!

いざ!向かうは南へ!!

丑の刻
かどうかは知りませんが深夜に自走して来てくれる
373さんが出発。


本当にありがとうございます!



到着時ですでに65キロ!


お疲れ様です!
ここからは車載していきますので
狭いですがゆっくりと休んでください。



まずは和歌山まで風吹トンネルを通り
そこからは奈良へ向かう京奈和自動車道を走って五條まで。
国道168号線で谷瀬のつり橋前を通って熊野本宮大社まで向かいます。



途中の道ではサイレントヒルばりの霧
道はまだ凍結はしていなかったのが幸い......。



約3時間ほど走った所で今回のデポ地である熊野本宮大社へ
サクッと用意を済ませて熊野大宮大社で記念撮影です。

日の本一の大鳥居と熊野川


熊野本宮大社にてスタートを切りましたが
近くにとんでもないパワースポットがあるとのことで
寄ってみました。
それがこちら



デカッ!!
えっ?
デカすぎるやろw
なんでも日本で一番の大きさを誇る大鳥居
そらパワーなんてだしまくりやろな
って感じるぐらいでしたので
そのパワーを存分に頂きました!

大鳥居から受けたパワーのお陰かペダリングの
調子が良い
なんて自己暗示にかかりながら地元感強めの
デイリーヤマザキにて補給!


定番のブラックサンダー
シュークリーム(自家製?生地が独特の味だった)
豆大福



KeiOS氏が大好きなサンマ寿司もありました
食べたかったがさすがに持っては走れない....。。



走り始めてすぐに新宮市に突入。
横を流れる熊野川の景色
前を走る373さんの美脚を堪能しながら
背を追いかけながら和歌山の山と川の景色を味わいます。


この橋を渡ると景勝地である瀞峡へ行けます。
以前に瀞峡ホテルへ行きましたが中々良い渓谷の
景色を堪能できます。




さてさて今回ルートを引いてくれた373さん
目的地である那智の滝へは以前にソロで
県道44号線の山道から走った経験があり
ブログにもその記事が挙がっていました。
今回はその時のルートを是非とも経験して欲しいとの事で
楽しみにしていました。
まさかあんな過酷なライドになるなんて........。

電波も届かぬ酷道 ライド オン 373!

天気の良い日にのどかな田舎道を走る
自転車乗りの休日としては最幸の時間



この時は真っすぐに山へ向かっている事にこの時は
気づいていませんでしたw



途中で見つけた生活橋(現在は通行止め?)
で撮影会
美しいロードバイクです(^^;


途中で川がキレイだったので立ち止まって写真撮影
綺麗な緑色でした
夏だったなら早々にドボンしている所です。


そんな景色をTwitterにでもあげようかと携帯を見ると......。
電波がない.......w
まだそんなに人里から離れてませんけどw

気を取り直して補給食の豆大福を頬張っていると
バイカーのおじさん3人が通り過ぎました。
この後2時間ほど人に会う事はありませんでしたw

先へ進むにつれて上がる斜度


荒れてくる道



さすがの自走系サイクリストも少し疲れが見えます。



この時の私はまだ元気がありました。
ってよりかは元気だけが取り柄です。



こんな山の中で那智勝浦の看板
ってか前回373さんこのルート1人で走ったの?!
ちょっとアドベンチャーレベル高くない?!



和歌山の県道おそるべし....。



良くソロで走って遭難しなかったもんだ.....w



やっと感じた人の気配
たまに思うけど、山の奥深くに住んでいる人達って
自給自足の生活してるのかな?
通販の品とか届くのかな?
なんて疑問が頭をよぎります。



山々を走り抜け、酷道を走り
やっとたどり着きました那智勝浦町
まぁまだまだ山の中ですけどねw



いや~地味にここまで登ってきたんだな~
ポツンと山の中を見渡せる所で自分の位置を
再確認しました。
それとこの辺りはギリギリ電波がありましたよw



綺麗な写真ですな~
このフレームに乗れる優越感
この角度から撮った発想力
あと美脚
羨ましく憧れます☆



さてさてまだまだ県道44号線の酷道は続きますw



やっと自販機やー!
水は残っていますが補給食は食べきったので
迷わずお汁粉を選びましたw  カロリー摂取だいじ



ちなみに粒入りの飲み物を飲む時は
こうやってタブを上げた状態で飲むと粒がでてきますよ



1日に3本しか走っていないバス
しかしこの先バスが通る道ってことは
ここからは人の気配がするという事!
ってか目的地は滝だったはずw



人里だ~w鳥の鳴き声と風の音以外の音を
久しぶりに聞きましたw
山中で廃墟をみるだけで人の温かみを
感じていた私たちにとっては感慨深いモノを
感じました何言ってんだw



ここからは県道43号線になります。
道も綺麗になったので路面状況へ気を使う
必要も薄れたので気が楽になります。



そこからの皆大好きなテンパー!
もぅお腹ペコペコペコリーノだったので
中々に堪えますw



テンパーな坂を登ると謎の広い公園
少しだけ休憩してから先へ進みます。

そうして辿り着いた熊野妙法寺阿弥陀寺
ここに来た理由の1つは...



ここの駐車場から見える景色が良いからです!
さすが373さん一押しの那智勝浦の海が一望できる
撮影スポット!
お腹はペコペコだったことも忘れてしまいます。

本日2個目の日本一と那智勝浦の名物

県道46号線を降っていき那智の滝へはあと少し
アドベンチャーコースもようやく終了です。

右手には時折海の景色が見れてホッとします。
ってかお腹減ったな~この時で14時ぐらい


突然現れる那智見晴台の阿弥陀如来像
おっきい.......。
見晴らし台からの景色は木が生い茂っていて
何も見えなかったので華麗にスルーします。


周りにお土産屋さんが出てくると
いよいよ那智の滝へと近づいてきてる事を感じます。


とうちゃーく!
遠かった!那智の滝へ山岳ルートを通っていく
モノ好きは絶対に私達だけだと自信を持って言えますw


SPD-SLではないにしろ
凸凹してる階段は下りづらい。
悪戦苦闘しながらながい階段を下りて見えるは......



日本三大名瀑の1つであり落差日本一の滝
那智大滝!
思ってたより近づけないし水量も少ないから
迫力がないと思っていたのですが
後日知った事で参入料を払えば近くまで行ける事を知り
勿体ない事をしたなと感じました。




もちろん世界遺産に登録されています。
時刻は15時過ぎ せっかくここまで来たのだから
マグロが食べたい。しかしマグロを食べれるお店は
15時で終わるお店が多い
どうやら私たちはランチ難民と化した模様.....。



もうお腹が減り過ぎてヤバスでザマス
もはや四の五の言ってられない
空いているお店も少しはあるみたいなので
一縷の望みをもってマグロ丼を提供している
お店が集まる紀伊勝浦駅周辺に向かいます



15時以降でもマグロ丼を食べれるお店を発見
マグロだけでなくジビエやお土産等も買えるお店が
軒を連ねる観光施設


鬼滅の刃ブームは凄いものですね
いったいどんな捌き方をするのか見物ですw


マグロ解体ショー
先程の鮪の呼吸が使われるのですね?!笑



マグロの販売と料理を提供する
今回は店名の入っている
脇口のまぐろ丼
を頂きました。



美味い!薄い切り身に味のしないマグロが来たら
どうしようかとヒヤヒヤしましたが、
空腹を差し引いても美味い!
さすが日本屈指の生まぐろの水揚げ高を
誇るだけあります。
超有名店に入らなくても美味しいマグロ丼が
食べれる事に安心
ハートの卵焼きも可愛い♡



汁物が大好きな私
別のお店でマグロ汁を頼みましたが
こちらは値段の割に....でした。リピートはないレベル
やっとお腹が満足して疲れが出てきましたw


日本ならず台湾の温泉地をモチーフにした
キャラクター
以前に有馬温泉で見た事を覚えていて思わず
パシャリ

車へ急げ!夜が更ける前に!

お昼ご飯も食べて元気になってきたのは
良いが次は車まで戻らないといけない
輪行できる場所ではないので自走するしか
選択肢はありません。



とりあえず国道42号線を走って新宮市へ向かいます。
この時点で夕陽が落ちてきたのでかなり焦りました。



すぐに新宮市へ入りました。
しかし車に戻るためには国道168号線に合流しなければ
ならない。
市内の中心までが妙に遠くてツラタン....。


やっと168号線との合流
ここを左折した大きなトンネルを経て
熊野川沿いを北上します



ここが大きなトンネル
手前にローソンがあり最後の補給ポイントになります。
先を急ぐ私たちはスルーして進みました。
ちなみにこちらの大きなトンネルは
自転車通行禁止になっていますので
一度反対車線に歩道で渡り、大きなトンネルの
右側にある小さなトンネルを通行してください。



このトンネルは結構暗いので注意して走行してください。
もちろんライトはオンですよ!



17時を過ぎたころには真っ暗です
とにかくペダールを回して早く帰れるようにと
がんばりますが
なんか微妙な向かい風にアップダウンの
少しアップ気味な道が行く手を阻みます。
街灯1つ無い山の道はコワタン..........。


めっちゃブレブレですが道沿いに結構力入れて
るイルミネーションが数軒ありました。
もうすぐクリスマスか~
サンタさんが来なくなって00年経ったな~年齢バレちゃうw
なんて考えながらグングン進みます。



国道311号線との合流地点
やっとここまで戻って
キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!
(実際は373さんと共にボロボロでした.....。)



ここまで2時間半ぐらいノンストップで走り続けて
なんとかゴールまで辿り着きました。
後は車載して帰るだけ.........。
ではないんです。
どちらかと言えば私の今回の本命はここからなのです!

日本一広い露天風呂?!

今回のライド
ルートを引いてくれたのは373さんでしたが
紀南に行きたいと提案したのは私でした。
その最大の理由は
熊野大宮大社でもなく
那智の滝でもなく
マグロ丼でもありません。
今回の私の本命はこちら.....。
そう温泉です(*^-^*)しかしただの温泉では
ありません。


名前の通り川が温泉になる
ここに入る事が今回の私の目的でした。
存在は知っていたものの電車はなく
高速道路も近くに通っていない
しかも仙人風呂は冬季限定の幻の露天風呂


今回タイミングがよくやっと入浴する事ができ
感激です(≧▽≦)
水着を着用すれば混浴かつ無料で入れるので
温水プール感覚で楽しめます。
星空を観ながらのお風呂は格別です。
もうここで一泊したい気分でした。



ちなみに仙人風呂に回りを掘ると温泉が湧き出ているので
頑張れば自分だけの露天風呂を作る事も可能です。



存分に温泉を楽しんで帰路につきます。
帰りの車では373さんはバタンキュー状態でした。
遠くからお越しいただいたのでゆっくり寝てください。
今回もありがとうございました!


終わりに

今回の行先は2日前ぐらいに急遽変更になったものの
373さんが以前走ったルートが最高にアドベンチャーだったので
和歌山の県道(酷道)を存分に楽しませてもらいました。
ライドオン373恐るべし本当に一人で走った373さんが凄い
那智勝浦町の那智の滝とマグロ丼
マグロ丼のお店が数多くあったので次は
はしご丼とかしてみたいなw
そしてなんと言っても仙人風呂
今年は夜の灯篭がなくかなり暗い感じになっていたのですが
少しばかりの光で見える湯気がなんとも言えない雰囲気で
夜空には結構星も見えたのでとてもよかったです。
次は明るい内にも入浴してみたいですね。
やはり和歌山はどこは走っても自転車を楽しめる
サイクリング王国だと実感しました。
是非とも皆さんも和歌山でサイクリングを楽しんでください。
各地でレンタルサイクルもありますので是非とも。

それでは皆様
Slyu☆




 







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